なぜ 僕は Mac mini(Late 2014) を買ったのか
2015年1月末の僕は非常に無気力だったし、とてもむしゃくしゃした精神状態で毎日過ごしていた。 仕事も最低限度しかこなさ(せ)なかったし、誘いもほぼ断って平日も休日も引き籠っていた。 要するにいつもの6割増しで陰気な奴だったわけだ。 なぜ、アメリカ横断もしていないのにインキーマンになったかというと その4~5ヵ月前からの出来事に勝手に翻弄し、疲れ果て、迷走したからだ。 エレベーターの中で広がる趣味の悪い香水のようにインキーさが体内を溜り、 自分では解消できないように感じた。 日中は一日が早く終わることを望んでいるにも関わらず、 夜は眠れず、一日を終わらせられない日々が続いた。
これを書いている今も、少し筋道が立てられたとはいえ、現在進行形で進んでいる。 もうしばらく経てば、きちんと整理して文章に残したい。
なにかやることを見つけないとこのまま脳みそと体が腐って死んでいくのではないか というそれっぽい大義名分を設け、Mac miniを買った。 こうして、人は散財していくのだろう。
しかし今のところ、後悔はまったくない。すばらしい。
結果的に選定、購入、セットアップという作業を通じて僕の精神は緩やかに浄化され前向きな気分に戻ってきた。 一部では、ボロクソに言われている新型Mac mini(2014秋モデル)だが、僕はそんなこと思わない。 この購買に確かな正当性を感じているし、むしろAppleに感謝している。 ブランドデザインとでもいうのだろうか、それが感じられる製品はソフトウェアであれハードウェアであれ素晴らしい、と思う。 たとえ、CPUがクアッドコアではなくなり、前のモデルより(一部の)性能が劣化し、値段が上がっていたとしても。
いつの日か、自分が携わった仕事に誇りを持てるようになれたら それはとても素晴らしいだろうなというポジティブな気持ちにしてくれたのだ。
今振り返ると、我ながらもう少しましな気晴らしの方法があればとは思うし、 実際あるのだろうがやる気がまったくしない状態だった。
世の中のあらゆる行為の中で、内省的な気晴らしの一つに、 コンピューターのセットアップがあるといえるだろう(悟り)。 入社したときOSのインストールが趣味という職人さんにひどく驚いたが、 昨今は共感しつつもある。
とそんな心情だったわけだが、必要以上にネトネトしすぎたので 今からは僕のメンタリティーとは絡ませないようにする。
【装備品(購入以前)】
- Dell デスクトップPC
- MacBook Air (2012秋)
- 長い旅行とかだと便利。SSDがすぐ枯渇してしまう。カフェとかの飲食店で使っている人をみるが何をしているのだろうか。
- MemoPad
- 部屋の本スペースが足りなくなったので電子書籍用に買ってみた。やっぱり本は紙じゃなきゃというほどではないがもっさりするのでいらいら。
- Xperia A
- EzCast
- 友人の誕生日プレゼントにChromecastをプレゼントしたら、自分も欲しくなったのと怖いものみたさで購入。TVに挿してほっておいたら突然、電源ONになって怖くなり、そっとしまってる。
- PS3
- もはやブルーレイプレイヤーとしか使い道がないが放置プレイをかましている状態。ちなみに一番やったゲームはDarkSoulsとMassEffect。寝る暇がなかった。
ざっくりいうと、デスクトップPC、ノートPC、タブレット、スマホ、ゲーム機、TV、おもちゃがそれぞれ1台ずつあるという状態。けっこうもってんな。
【後付けの目的】
と、とりあえず買ったら達成できそうな目的になってしまったが それなりに色々時間を費やしたので次回から検討の経緯から書いていきたい。 それでは、また。