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30代文系出身SE(男)が日常生活のブログ。脳みそのバッファメモリを退避して、毎日やすらかに眠りたい。という思いで更新しています。

SEが禁煙する際に気を付けておきたいこと

禁煙して3ヵ月経ったので振り返りをしてみる。

■プロローグ
深夜作業が多いSE。
進捗に遅れがでたり、けっして小さくないトラブルが発生すると
平日は終電で帰宅なんてざらだし(帰れるならまだいい方だ。)
休日だって出勤しなきゃいけなくなるから、
あっという間に自由に使える時間なんてなくなるのね。
そんで慢性的に睡眠不足になる。
 
眠たいから、ブラックガムとかコーヒーとかレッドブル飲むし、
集中力が切れるから、チョコとかキャラメルつまんでレッドブル飲む。
疲れてるから、休みの日はゴロゴロする。というか運動する気力がでない。
ストレス溜まるから酒を飲み、煙草を吸って女にはまる。
(はっ! 僕に彼女はいない。夢か。)
 
■きっかけ
そんな生活を始めて数年・・・・。
今年の正月に同級生と飲んでて20代もあと数か月かという話になり、
現状を省みると今の僕は駄目な感じのおっさんへまっしぐらじゃないかと
いうことに気付いてしまった。
 
これは、これはと帰京する際の新幹線で思いを巡らせ、
品川駅へ降り立つころにはとりあえず一念発起して
禁煙にトライしてみようと誓ったわけである。
 
自分の意志の強さなんてまるっきり自信はないのだけれど、
たまたま年明けの仕事が楽ちんで、
かつ自分自身で完全に仕事のコントロールも可能だったこともあり、
おっす、いっちょやってみっかと人生初の「禁煙」に挑戦へ行動を起こしてみたのである。
 
■周囲との接し方
さていざ、禁煙するとなると人間関係への影響に対する考慮も必要になる。
「ちょっと一服」をやめました。という宣言は気軽にできるものではない。
「わたしたち、ちょっと距離を置きましょう」という絶交宣言に近い話だからだ。
「ぼく、煙草やめる」といったとき見せるだろう喫煙者友達(老若男女)の悲しい顔
(というか裏切り者扱いのキレ気味の顔)は見たくない。
 
また逆に僕が「禁煙無理でしたー」って言った場合にかえってくるだろう
「やっぱり無理なんだって!おかえり!」という嬉しい顔(ドヤ-)はもっと見たくない。
 
と、その他いろいろメンドクサイのでいろいろ間を取って、
「停煙した」といっておくことにした。
うまくいったら「禁煙した」 にすればいいし、失敗したら「再煙した」でよい。
誰にも迷惑かけないし、気にしない。気にしない。
 
■ニコチン中毒についての考え方
とりあえずニコチン中毒は病気だと認識すればよい。
それだけでいくらか気が楽になると思う。
意志の固さがどうこうとかそういう精神的なモノはあっちにやっちゃえばいい。
病気なんだ、病気。クラミジアとか淋病といっしょ。かゆいものはかゆい。
SEなんだし感情論はやめましょう。というこういう自己満足なハードルは
下げといたほうが絶対いい。だれも合格の内容には興味がない。
 
小西真奈美はやはりかわいい。
あんな方が彼女なり、嫁さんだったらすぐやめれると思う。
「やめてよ。」って言われたら、うん、すぐやめちゃうな。
あのCMでつられて禁煙外来悪くないなと思ったのも事実だ。
もし小西真奈美以外だったら、「うっせ、ばーか、ばーか」で終わりだったであろう。
 
しかし、煙草を吸ったことがないような医者や看護師に
禁煙つらいですよねーと同情されても、
年配の風俗嬢に私も気持ちよかったって言われるぐらい
なんだかなぁと思うは僕の性格に難があるだろうか。
 
■薬
チャンピックスという薬を3か月服用する治療を選択。
わりと強い薬なので・・・水をしっかり飲まないと30分後くらいに吐き気がくる。
朝の満員電車のなかでこの症状が発生すると死にたくなるので慎重に飲むこと。
 
 
■定期診察
薬が比較的効いて、禁煙が死ぬほどつらいというわけではなかった。
ただ、禁煙のつらさを軽いタッチで共感してくる医者にうんざりさせられるため、
わざと混んでる時間に行って、処方箋だけ貰うことにしてた。
でもまぁ、人によってこの面談はプラスに働くのかもしれないと思える程度はあるから、
まじでうざいというほどでもない。
 
■禁煙中の経過(自己診断)
1. 始め~1週間
    → すーぐ眠くなる。毎日10時間くらい寝てた。
2. 1週間~1ヵ月
    → 口さみしいでおしゃぶり昆布とキャラメル中毒になる。
3. 1ヵ月~2ヵ月
    → 煙草吸わない人となら旅行や飲みができるようになる。
4. 2ヵ月~3ヵ月
  → 煙草吸う人とでも旅行や飲みができるようになる。
5. 3ヵ月~(今ここ)
    → 禁煙薬とおしゃぶり昆布とキャラメルをやめる。
        最初と同じで、すーぐ眠くなったけど、だんだんもとに戻りつつある。
        医者に言われて友人に一本貰い吸ってみたけど、
        結構むせてしまい、なんだかもう吸わなくていいのかなと思っている。
 
■エピローグ(まとめ、わかったこと)
・煙草をやめても、いらつくシチュエーションは少なくならない。(ストレスは減りません)
・喫煙の利点は「人付き合い」っていう話は気にする必要はない。
 (やめたぐらいで薄くなるなら結局大した人間関係ではない。)
・煙草の臭いがどうこうっていうけれど、本質的に煙草はよいにおいだと思う。
・喫煙場所を探さなくてよいというのは、よいと思う。
・SEで禁煙しようとトライする場合、くそ暇で退屈していない限り、ハードルは高いと思う。
 (僕はラッキーだったかもしれない。)
 
※2014/06/20 関連記事を追記