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30代文系出身SE(男)が日常生活のブログ。脳みそのバッファメモリを退避して、毎日やすらかに眠りたい。という思いで更新しています。

RHELのバージョンを任意に指定してバージョンアップする方法

RHELのバージョンを任意に指定してバージョンアップする方法

環境:RHEL6.3環境(WindowsサーバーのVM上)
状況:RHEL6.3→RHEL6.4にしたい。
     RHEL6.5がリリース済みのため、そのまま「yum update」するとRHEL6.5になってしまう。

方法:

①/etc/yum/vars/配下に「releasever」というファイルを作成。
②「releasever」の内容は対象バージョンを記載する。
   ※今回は「6.4」
③「yum clean all」後,「yum check-update | grep redhat-release」で
   「6.4」になっていることを確認。
④「yum update -y」でアップデート。
⑤「cat /etc/redhat-release」でバージョンが「6.4」になっていることを確認。

※RHNの登録や、yumの設定は/etc/yum.conf、
   /etc/yum.repo.dとかで適宜設定しておくこと。

分かったこと:

上記のことより「/etc/yum.conf」内の「$releasever」はファイルを参照する。
「releasever」ファイルがなければ、(おそらく)yumのリポジトリから最新を取得する。
試していないけど、同ファイルで「distroverpkg」の記述があれば、こちらも参照するっぽい。
おそらく「distroverpkg=redhat-release」というように記述し
「/etc/redhat-release」を編集すれば、うまくいくような気がする。